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2003年12月01日

日本参戦

いまだ戦争が続くイラクで日本大使館員が標的にされ、日本政府は「自衛隊のイラク派遣については今まで通り。テロに決して屈しないという我々の意思が変わることはない」と繰り返す。これは日本政府が宣戦布告をしたといってよいんでしょう。アメリカの機嫌をとるために、適当な理屈をこねて自衛隊を前線(そもそも戦線なんてものがない泥沼状態になっているので、どこに派兵しても最前線になりうる)に送り込もうとしているわけです。自衛隊員が敵に銃口をつきつけられ、爆弾におびえながら「安全な地域での復興支援活動」をするんです。もちろん正当防衛でなきゃ、発砲なんてできないはずです。敵に銃を乱射され、ミサイルを撃ち込まれ、爆弾が炸裂してから、初めて自衛隊は自動小銃で応戦するんです。我々国民が信任した日本国政府がそう決めたのです。少なくとも、日本が事実上、戦争(戦闘)に参加する意志を表明していることは、知っておくべきかと思います。