住基ネットに侵入成功
長野県で行われた住民基本台帳ネットワークの安全性を検証する実験で、インターネットを経由し自治体の住基ネットに対し侵入が可能なことがわかったとのこと。共同通信より。「第三者の専門家から客観的な評価を受けてから詳細を公表したい」ということなので、正式な発表はまだのようです。住基ネットは400億円をかけて構築され、年間200億円の運用費。まぁ金の話はともかくとして、すべての国民に番号を振り個人情報の一元管理を目論む(と思われる)システムなんですが、杜撰ですねぇ。これから対策がとられるんでしょうが、ソーシャルエンジニアリングの問題は残るし、もはや個人情報は、それを欲しがるところには筒抜けと思って間違いないかと。そのうち遺伝子情報と住民票コードがリンクして、差別の種になったりして……。あり得ない話でもないところが凄いですね(汗)。