« Movable Type | メイン | JAPANESE ONLY »

Movable Type で日本語を通す

しばらくすると忘れてしまうので、いまのうちに書いておこう。Movable Type の Japanese Language Pack を書いた偉い人、ひらたさんのページによると、以下の手順で Movable Type で日本語を読み書きできるようになります。

  1. mt.cfg の PublishCharset を Shift_JIS に変更 (2.51からできた)
  2. lib/MT/default-templates.pl の "iso-8859-1" を "Shift_JIS" に変更(11個所)
  3. styles.css ほかスタイルシートのフォントの設定を変更 (MacOS IE対策)
  4. extlib/CGI.pm の 376行目 "ISO-8859ー1" を Shift_JIS に変更

私は1.2.4.の項目を書き換えました。(Shift_JIS よりも EUC-JP の方が良いかもしれません)
3番目のスタイルシートはよくわからなかったので、パス。
また、念のため mt.cfg の NoHTMLEntities 1 のコメントも外しておきました。
Movable Type Version 2.51 は、この設定で日本語が使えるようです。

追記:文字コードについて

Movable Type に日本語の Language Pack を入れと、設定画面が日本語で表示されるようになります。しかし、日本語 Language Pack を使うためには、Shift_JIS ではなく、EUC-JP か UTF-8 を指定する必要があります。Movable Type と一番相性が良いのは、おそらく XML の仕様からいって UTF-8 ですが、まだ Web 上で一般的に使われる文字コードではなく、使用するブラウザーによっては問題が起こる場合があります。現状では、インストールの際に文字コードを EUC-JP に指定するのが無難かも知れません。などと書きつつも、私は文字コードの指定を UTF-8 に変更しました。

さらに追記:
後日 XML や XHTML、RSS の仕様などを知るにつけ、Movable Type で使う文字コードは UTF-8 がベストだと考えるようになりました。Unicode には異体字の問題など、まだ解決しなければならない課題があるようですが、複数の文字コードが入り乱れる現在の状況よりは、Unicode を標準に据えた方が、文書やプログラムの国際化等においてはるかにメリットが大きいと思います。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://monado.s88.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/2

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)