ハッカーを追え
ブルース・スターリングの「ハッカーを追え」(原題 THE HACKER CRACKDOWN)が電子テキストになって公開されています。非商用利用ならば、誰でも無料で自由にコピー可能だそうです。うん。クラッキングの黎明期を描いたテキストで、私は昔、書籍で面白く読みました。
もう随分前から著作権に関する法律が時代遅れになっていますが、インターネットにおける MIDI ファイルの扱いやコピー防止 CD など、どうも日本の状況は良くなる気配がないような気がします。音楽の事で書けば、ミュージシャンとレコード会社と楽曲の著作権を持っている会社のどこが一番儲かるかと言えば、これ、著作権を押さえているところが圧倒的に儲かる仕組みなんですよね。これはインターネットなんかを上手に使えば、解決できそうな問題だと思いますが、どうなんでしょう。そういえば、掲示板なんかで法律の話になると、専門家ではない法律オタクみたいな人が、騒ぎ立てたりするんだよなぁ。ああいうのって、日本だけなんでしょうか。話がそれました。ところで、こんな動きもあるようですね。
まぁ、著作権に関してはゆっくりと変わっていくんでしょうか。特許の問題にしてもそうですが、既得権益を上手に放棄させる仕組みを作らないと、物事の進化のスピードは鈍りますね。